ミレーナを挿入することにした。

チョコレート嚢胞(子宮内膜症)の治療でミレーナを挿入することした出産未経験者の体験。

(2)産婦人科受診、病気が見つかる

電話にて医師にミレーナ希望であることを話し、産婦人科を受診。

 

最初に助産師から言われたのは、

「ピルがいいですかねー」

ミレーナ希望と言っただろうが

カルテを作成するまではなくともせめてメモくらい共有しようぜ…

と思いながら

「すみません、電話ではミレーナ希望でお話していました。」

と話し、医師との面談に。

 

「ミレーナは基本的に経産婦さん向けなんですよねー」

そう、私は妊娠出産未経験。医師はそれが気がかりなようだった。

数少ない体験記や記事の中で処置をすれば未産婦にも処方できなくはないことは知っていたので、

「知っています。穴を広げる処置などはしていただけますか?」

と聞いてみました。

「ああ、そこまでしていいのならできると思います。

 ただ、子宮の形なども影響してくるので、エコーなどで診察しましょう」

「よろしくお願いします」

ということで内診台に乗って、クスコ鏡と経腟エコーによる診察が始まった。

 

「じゃあ器具(クスコ鏡)が入りますよー

 おや、穴広げなくても普通に入れれそうですね」

なんてことだ。

未産婦なのに子宮口がかっちり締まってないってことじゃないか…

「じゃあ次は超音波の機械が入りまーす」

経腟エコーが入った。

自分の顔の横にあるモニターを見ながら(子宮くらいはわかる)、

わーこれが私の子宮か…とか思いながら見ていたら

「ん????」

医師が疑問の声を出した。

「卵巣が腫れあがってますねー これわかります?」

と言って卵巣が映し出されたらしいモニターを見ると

「うわあ子宮より大きい;;;;」

直径7cmくらいまで腫れあがった卵巣が見えたのである…。

「んーこの大きさになるとウチじゃ見れないんだよねー

 大きい病院に紹介状書きますね。

 ミレーナより先にこっちどうにかしないと」

「あ、うす」

 

次の週に紹介された総合病院にて診察を行い

チョコレート嚢胞」である可能性が高く

入院手術することが決定したのでした。